当サイトの記事は、編集部が早稲田大学・慶應義塾大学の公式サイトや入試要項、文部科学省などの公的機関、出版社の公式情報を調べて独自に執筆しています。入試の方式・科目・日程は年度ごとに変わるため、最新の情報は各大学の入試要項で確認してください。
早稲田や慶應の英語を調べていると、早慶の英作文は対策が必要なのか、何から準備すればいいのか気になりますよね。
結論から言うと、英作文は志望学部に書く問題があるかで、かける時間が大きく変わります。まず過去問で確かめ、和文英訳か自由英作文かに合わせて準備するのが近道です。
この記事を読むと、過去問で確かめる手順、2つの英作文の準備の違い、ドラゴンイングリッシュの使い方、添削の受け方が分かります。
早慶の英作文、まず志望学部にあるかを確かめよう
早慶の英語は、学部ごとに問題を作っていて、問題の形も学部ごとに違います。英作文を出す学部か、どんな形の英作文かは、志望学部の過去問で確かめるのがいちばん確かです。
『早慶って、英作文は出るの?出ないの?』と思う方も多いはずです。
実は、「早慶の英作文」とひとまとめには言えないんです。同じ大学でも学部によって問題の形が違い、年度によって変わることもあります。
過去問で確かめる手順
早稲田と慶應は、大学の公式サイトで入試問題を公開しています。次の手順で、志望学部の英語を確かめてみてください。
- 志望学部の英語の過去問を、公開されている年度の分だけ開く
- 各大問の指示文を読み、「英語で書く」問題があるかを探す
- 書く問題があれば、日本語を英語にする形か、自分の考えを書く形かを見分ける
- 語数や解答欄の大きさなど、書く量の指示をメモする
- 併願する学部も同じように確かめ、表にまとめる
過去問の手に入れ方や使い方は、早慶の過去問はいつから?の記事で紹介しています。
早稲田は入学センターのサイトで過去3年分を、慶應は一般選抜の試験問題をPDFで公開しています。慶應は出題意図・解答例も公開しています。著作権の関係で一部が非公開だったり、公開が遅れたりすることがあります。
確かめた結果をメモする表
確かめた内容は、次のような表にまとめておくと、準備の優先度を決めやすくなります。
| 学部 | 英作文の有無 | 形 | 書く量の指示 | 優先度 |
|---|---|---|---|---|
| 第1志望の学部 | ある・ない | 和文英訳・自由英作文 | 過去問の指示を書く | 高・中・低 |
| 併願の学部 | ある・ない | 和文英訳・自由英作文 | 過去問の指示を書く | 高・中・低 |
例えば、第1志望にも併願にも英作文がないなら、英作文には大きな時間をかけず、長文や文法に時間を回す判断もできます。
和文英訳と自由英作文、準備はどう違う?
和文英訳は、決まった日本語を正しい英語にする問題です。自由英作文は、与えられたテーマについて自分の考えと理由を英語で書く問題です。準備のしかたも、それぞれ違います。
『英作文って、どっちも同じ準備でいいんじゃないの?』と思う方もいますよね。
ここが大事なところです。和文英訳は「正確に訳す力」、自由英作文は「考えを組み立てて書く力」が中心なんです。
| 比べる点 | 和文英訳 | 自由英作文 |
|---|---|---|
| 書く内容 | 問題の日本語が決まっている | 自分の考えと理由を書く |
| 中心になる力 | 日本語を英語にしやすい形に言い換える力 | 意見・理由・例を順に組み立てる力 |
| 準備の中心 | 基本の英文を覚え、文法の正確さを上げる | 書く型を決め、テーマごとに書いて直す |
| よくある失点 | 時制・語法・冠詞の間違い | 理由があいまい、テーマからずれる |
| 練習のしかた | 短い日本文を英語にして答えと比べる | 書いたものを添削してもらい書き直す |

自由英作文だけでも、基本の英文は要る
自由英作文しか出ない学部でも、基本の英文を覚える準備は役に立ちます。自分の考えを書く時も、使う文は基本の構文の組み合わせだからです。
例えば、「Some people say that … However, I think …」のような書き出しの形を持っておくと、書き始めで迷いにくくなります。
和文英訳は「言い換え」が鍵
和文英訳では、問題の日本語をそのまま英語にしようとすると手が止まりがちです。日本語を、英語にしやすい簡単な日本語に言い換えてから書くのがコツです。
例えば「彼は口が堅い」なら、「彼は秘密を守る」と言い換えると、知っている単語で書けますよね。
自由英作文は「型」を先に決める
自由英作文は、書く順番を先に決めておくと、本番で手が止まりにくくなります。
- 最初の文で、自分の意見をはっきり書く
- 理由を2つ書き、それぞれに短い例を添える
- 最後の文で、意見をもう一度まとめる
- 難しい単語より、正しく使える単語を選ぶ
時期ごとの準備の目安
英作文の準備をいつ、どう進めるかの一例です。あくまで目安なので、志望学部の形と自分の進み具合に合わせて前後させてください。
| 時期の目安 | 英作文でやること | ほかの勉強との関係 |
|---|---|---|
| 高3の春ごろ | 志望学部の過去問で英作文の有無と形を確かめる | 単語・文法が中心 |
| 高3の夏ごろ | 基本の英文を覚え、短い文を書く練習 | 解釈・長文と並行 |
| 高3の秋以降 | 過去問の形で書き、添削を受けて書き直す | 過去問演習の中に入れる |
例えば、英作文がある学部が第1志望なら、夏までに基本の英文を覚え始めておくと、秋からの過去問演習で書く練習に集中しやすくなります。
ドラゴンイングリッシュは早慶の英作文に使える?
改訂新版 ドラゴン・イングリッシュ基本英文100は、英作文で使える基本の英文を覚えるための本です。和文英訳でも自由英作文でも、書く時の土台になる英文を身につけたい人に向きます。
『早慶志望が、ドラゴンイングリッシュを買う意味ってあるの?』という声もよく聞きます。
講談社の公式ページでは、改訂新版は2021年11月29日発売、240ページと紹介されています。英作文で使える基本の英文を覚えたい人なら、早慶を目指す人も使える本です。
ドラゴンイングリッシュの使い方
覚えるだけでなく、日本語から英語を書けるところまで練習するのがポイントです。
- 日本語を見て、まず自分で英文を書いてみる
- 本の英文と比べ、違うところに赤で印をつける
- 違った理由(語法・時制・語順など)を解説で確かめる
- 英文を声に出して読み、何も見ずに書けるまで繰り返す
- 数日後に、日本語だけを見てもう一度書く
例えば、友達と問題を出し合うのも続けやすい方法です。
「この日本語、英語で言うと?」
「えっと、主語は何にすればいいんだっけ」
日本語のどこを主語にするかで迷う経験が、和文英訳の力につながります。
覚えた英文を自由英作文で使う
基本の英文を覚えたら、それを自由英作文の中で使ってみてください。覚えた英文の形を借りて、主語や中身を自分の意見に入れ替えるイメージです。
例えば、比べる形の英文を覚えたら、「町の暮らしと田舎の暮らしのどちらがいいか」のようなテーマで、その形を使って理由を書いてみます。覚えた英文が「使える英文」に変わっていくのを感じられるはずです!
英文を目で読んで覚えたつもりになり、実際に書くと書けないことがあります。最初から最後まで、手で書いて確かめる練習を入れておきましょう。
英作文の添削を受ける方法
英作文は、自分で書いたものを人に見てもらうと伸びやすい科目です。添削を受けたら、直された所を見て終わりにせず、書き直すところまでを1セットにしましょう。

『自分の英作文、合っているのかどうか分からない…』という方も多いですよね。
自分で答えと比べるだけだと、間違いに気づけないこともあるんです。添削を頼める先は、次のように考えてみてください。
| 頼める先 | 頼み方の例 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 学校の英語の先生 | 書いた答案を持って行き、見てもらう | 先生の負担を考え、量をしぼって頼む |
| 塾・予備校の講座 | 英作文の講座や添削の仕組みを使う | 添削の回数や返ってくる早さを確かめる |
| 個別指導・家庭教師 | 自分の答案をその場で一緒に直す | 志望学部の形に合わせてもらえるか聞く |
学校の先生に頼む時は、こんな言い方だと伝わりやすいです。
「志望学部の過去問の英作文を書いたので、1題だけ見ていただけませんか」
個別に添削してもらう形を考えている方は、早慶対策の個別指導・家庭教師の記事も参考にしてみてください。
英検のライティングとのつながり
英検公式は、準1級を「大学中級程度」とし、主張と根拠を明確にしながら伝えることができるレベルと説明しています。
主張と理由を組み立てて書く練習は、自由英作文の準備とも重なります。英検と早慶入試の関係は、英検は早慶受験に使える?の記事でまとめています。
Studyコーデ
早慶に向けた毎日の勉強を、プロに管理してもらうなら
Studyコーデは私立文系専門のオンライン塾です。動画授業と小テストのあとに専属のプロ講師とZoomで面談し、LINEで質問できます。高校生コースと既卒生・浪人生向けコースがあります(公式サイトの記載・2026年10月時点)。まずは無料の面談・体験で、自分に合うか確かめてみましょう。
無料体験ありStudyコーデの公式サイトを見るコースの内容・料金は変わることがあります。最新の情報は公式サイトで確かめてください。
早慶の英作文でよくある相談
早慶志望の人の英作文の相談を見ていると、志望学部に英作文があるのか、どの準備をすればいいのかの悩みが目立ちます。よくある相談を3つ選んで答えていきます。
早慶で英作文のある学部を教えてほしい
「早稲田と慶應で、英作文のある学部を教えてほしい」という相談はとても多いです。
結論から言うと、英作文の有無は学部や年度で変わるので、この記事では一覧にしていません。上で紹介した手順で、志望学部の過去問を開いて確かめるのがいちばん確かです。
自由英作文しか出ないけど、和文英訳もやるべき?
「志望校は自由英作文しか出ないのに、和文英訳も勉強するべきか」という相談もありました。
和文英訳の問題を解く練習まではしなくても、基本の英文を覚える準備は役に立ちます。自由英作文で書く文も、基本の構文の組み合わせだからです。
英作文がとても苦手で、何から始めればいい?
「早慶志望なのに英作文がとても苦手で、添削は基礎から受けた方がいいのか迷っている」という相談です。
『苦手なのに、いきなり難しいテーマなんて書けない…』と思いますよね。苦手なうちは、基本の英文を覚えて、短い文を正しく書く練習から始めてみてください。
短い文が書けるようになったら、テーマについて3〜4文で意見と理由を書く練習に進みます。それを添削してもらうと、少しずつ長く書けるようになっていきます。
よくある質問
早慶の英作文対策はいつから始めればいいですか?
まず志望学部の過去問で、英作文があるかを確かめるところから始めてみてください。英作文がある学部なら、基本の英文を覚える準備は早めに少しずつ進めておくと安心です。
英作文がない学部志望でも、英作文の準備は要りますか?
志望学部にも併願の学部にも英作文がないなら、大きな時間をかける必要は小さいです。ただ、基本の英文を覚える練習は、文法や長文の力にもつながります。
英作文の添削は、どのくらいの頻度で受ければいいですか?
決まった回数はありませんが、書いたものを直してもらい、書き直すところまでを1セットとして続けられる頻度が目安です。量を増やすより、1題ずつ書き直しまで終えることを大事にしてみてください。
ドラゴンイングリッシュだけで早慶の英作文は足りますか?
基本の英文を覚える土台として使える本です。自由英作文がある学部なら、覚えた英文を使って書き、添削を受けて書き直す練習も足していきましょう。
まとめ
- 早慶の英作文は、志望学部の過去問で有無と形を確かめるところから
- 和文英訳は正確に訳す力、自由英作文は考えを組み立てて書く力が中心
- ドラゴンイングリッシュは、書くための基本の英文を覚える1冊として使える
- 英作文は、書いて添削してもらい、書き直すまでを1セットにする
- 入試の科目や問題の形の最新は、大学の入試要項と過去問で確かめる





コメント